【クイズ】

  

 1.11月末に日本語版がリリースされる予定のITIL4ファンデーションですが、その基本の考え方に

   「S-D Logic」があります。このS-Dは何の略でしょうか?

 

  a.Service – Design
  b.Service - Dominant
  c.Sustainable - Development

  

  

 2.「S-D Logic」では、「価値を提供する」のではなく、「価値を提案する」という考えを持ちます。

   これを正しく説明しているのは以下のどれでしょうか?

 

  a.モノやサービスには設計・開発を通して価値が埋め込まれている。従って、その
   価値を積極的に顧客に提案すれば、その価値を理解していただける。
  b.モノやサービスの価値は顧客にはなかなか伝わりにくいし、お客様の価値観によっ
   て日々刻々と変化する。従って、提案して理解し合意した上で、具体的に設計・
   開発していくべきである。
  c.モノやサービスには価値が埋め込まれているわけではなく、あくまでお客様に提案
   するしかできない。顧客が使って初めて「価値がある」と感じれば価値がある。

  

  

     

【正解&解説】

 

 1. 11月末に日本語版がリリースされる予定のITIL4ファンデーションですが、その基本の考え方に

    「S-D Logic」があります。このS-Dは何の略でしょうか?

  

〔正解〕  b. Service -Dominant

 

〔解説〕

「a. Service – Design」は、ITIL V3/2011 edition でまとめられているサービスライフサイクルの中の一段階です。

サービスの設計レベルの段階です。

 

「c. Sustainable - Development」は、SDGs (Sustainable Development Goals) の一部です。
S-D Logicの詳細については、次の質問をご参照ください。

 

 

 

 2. 「S-D Logic」では、「価値を提供する」のではなく、「価値を提案する」という考えを持ちます。

   これを正しく説明しているのは以下のどれでしょうか?

  

〔正解〕

c. モノやサービスには価値が埋め込まれているわけではなく、あくまでお客様に提案するしかできない。

  顧客が使って初めて「価値がある」と感じれば価値がある。

 

 

〔解説〕

それまでの物々交換で成立する経済活動を「Goods-Dominant Logic(グッズドミナント・ロジック)」と表現し、

それに対する考え方として、「サービスドミナント・ロジック」が提唱されました。これには、以下の考え方が

含まれています。

 

      ・価値はモノやサービスに埋め込まれているわけではない
      ・顧客が使って初めて、そこに価値を見出す
      ・従って、顧客の声に耳を傾け、顧客と価値を「共創」していくことが重要である