
Enterprise2.0を一緒に考えませんか?
企業の情報システム化投資、特にERPでは、リソース別の収益を瞬時に把握できるようになり、材料を適切なタイミングで適量を仕入れ、CRMから得られる情報から販売・生産予測に反映し生産管理が実現出来ました。
これらは企業活動の根幹を支える業務であり、これにより企業活動を支える業務の効率化を実現しました。
これからの情報化投資は、業務のシステム化ではなく、お取引先あるいはその先のお客様との接点を通じて市場の変化を競合各社よりもいち早く察知して次のアクションを支援する仕組み、アクティビティに主眼を置いたシステムが重要となります。
そのキーワードが(CAMSS)Cloud Analytics Mobile Social Security)です。
刻々と変化する市場に対応する売り手側の仕組みを従来のようなWaterfall型の開発手法で行っていたのではサービスインした途端陳腐化したシステムに成りかねません。
そこではAgile方式とCloud 特にPaaSを活用する事で開発・本番・修正をタイムリーに実現していきます。
更にお客様や取引先様の声は、Socialネットワークサービス(SNS)を通じて集まってきます。
また製品やサービスによってはIoTにより接続されたデバイスから末端の情報が集まってくるので、その情報をAnalytics解析する事でカイゼンや次の製品戦略に活かす事が可能です。
そしてそれらの情報はスマートデバイス(Mobile )やウェラブルデバイスやIPが振られた様々な接点から集まります。
企業に従事する社員は常に何等かのMobile端末を持ち歩き自社の市場または関連性の高いフィールドで過ごしている時に感じた事象やアイディアを安全Securityにイントラネットに接続して専用のSNS上にコメントします。
このように情報は24・365常に発信され更新し解析していく事でグローバルな変化をタイムリーに把握しながら次の一手を打つというアクティビティに展開していきます。
従来の情報化投資はERPパッケージやCRMを導入する事で実現出来ましたが、これからのシステムはそれ自体が他社に対する競争優位化に繋がる仕組みですので市場・規模・業界・ビジネスプロセスによって様々な手法が存在します。
これらを実現するのがクラウド上のサービスであり、そういったサービスを統合化する役割が我々ICT事業者に求められてくるかと考えております。
Business Alliance Consortium 会長 後藤 泰朗